2018・ユニオンセミナー「初級編」を開催

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 2017年11月11日(土)、ユニオンプラザ福井において2018年度の「ユニオンセミナー初級編」を開催しました。これは連合福井が進める組合役員育成プログラムの一環として”階層別”に実施しているものであり、今回は対象者を”組合役員経験3年未満(研修内容に興味のある方も参加可能)”の方を対象に各組織へ参加を呼び掛けました。外部講師も招き、①コミュニケーション、②機関誌作り、③労働組合の役割、④労働福祉事業、の4つをテーマに座学や体験を通して学びや理解を深めました。

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連合福井の矢野事務局長から開会挨拶と本日の趣旨説明

【第1講座「人の心をぎゅっとつかむ術】
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講師:NPO法人たんなん夢レディオ理事長 菅原藤理氏

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アイスブレイクもかねて、参加者全員で「バースデーコミュニケーション」を体験
時計回りに誕生日順で、どれだけの時間で並ぶことができるか!
結果は45秒と、かなりの好タイムでした!!

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2人一組になって、ペーシング・ミラーリング・バックトラッキングなどコミュニケーション手法を体験。相手の”聞く姿勢”によって信頼関係に変化はあるのか!?
講師の菅原氏からは「スマホなどに吸い取られた”感情表現”をもう一度取り戻してほしい。信頼関係こそがコミュニケーションの原点!”無意識”を”意識”に変えるため、今日の学びをすぐに実践してほしい。」と講義が締めくくられました。

【第2講座「機関誌作りのポイント」】
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講師:㈱fuプロダクション月刊fu編集長 堀 一心氏
 組合員への情報発信方法として欠かせない「機関誌」。今回は参加者の所属組合が発行している機関誌も持ってきてもらい、校正へのアドバイス等も講師からいただきました。「伝えたいことをどう伝え・表現したらよいかを一番に考える!」、「レイアウト次第で中身を読む気分が左右される」など、紙面づくりにあたっての原点を再認識しました。

【第3講座「労働組合の役割とは」】
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講師:連合福井 玉川副事務局長
 ワークルール初級検定の問題も活用し、組合執行部として最低限知っておいてほしい”労働法”についても講義。「組合員から信頼される組合執行部でないと、会社からも信用されない。組合執行部は職場のみんなの代表であるという自覚を持って、日頃から職場集会なども活用して組合員との接点を大事に、顔の見える取り組みをお願いしたい。」

【第4講座「労働福祉事業について」】
 各労働福祉事業団体から事業紹介や事業PR
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北陸労働金庫福井北支店 新田支店長

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全労済福井推進本部 小林事務局長

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県民せいきょう組織ネットワーク支援部 久島参与

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ユニオントラベル福井 川尻常務理事

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福井県労働者福祉協議会 斉藤事務局長

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閉会は連合福井の横山会長からご挨拶

全講座終了後は会場を移して交流会も行いました。
 半日でのカリキュラムではありましたが、このセミナーを通して学びや気づきがあり、さらに地域・産別を超えたネットワークづくりにもつながれば幸いです。
 本日参加された皆様、そして講師の方々に感謝申し上げます。