最低賃金の引き上げに向けた街頭啓発活動を実施

知っていますか?最低賃金!
~これじゃ、暮らせない。最低賃金の引き上げを!~
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 今年も福井県地域別最低賃金改定の10月発効に向けて、改定審議がスタートしています。連合福井では、福井県最低賃金の大幅な引き上げをめざし、社会的なニーズや気運を高めるため、街頭演説や啓発チラシ配り、そして、最低賃金に関する街頭アンケートなどを連合福井および各地域協議会で統一行動として実施しました。また、7月下旬からはTVCM、ラジオ出演、マスコミ各社の取材協力等も受け、広く世論喚起への取り組みも強化しています。

【最低賃金の改定審議に際して】
 現在、都道府県ごとに決められている地方最低賃金の改正は、各地方最低賃金審議会において自主性を重んじながらも、中央最低賃金審議会が示す目安答申によって、最低賃金の改定額が決まっているのが実態です。
 特に昨今の約3%(2016年22円、2017年24円)の改定額については、最低賃金引き上げの必要性が高まっているものの、政府与党の政策的な最低賃金の引き上げとして、使用者側委員には”根拠なき引き上げ”と揶揄され、私たちが主張する地方における労働者の生計費との乖離や、最低賃金の制度的欠陥ともいうべき中央最低賃金審議会が示すランク毎の目安額によって全国的な格差拡大、特に福井における隣接県との比較において働き手流出の一因になりかねない状況にも関わらず、福井県最低賃金の引き上げには消極的と言わざるを得ません。
 そこで、今年度の福井県最低賃金の大幅な引き上げ(目安額25円以上)をめざし、審議会における改正審議がスタートする7月下旬に、最低賃金への理解と引き上げの社会的ニーズ、あるいは気運を高めるための福井県内一斉行動として取り組みました。
 地域別最低賃金については、「早期に800円、そして、誰でも時給1000円」を目指して、私たち連合は引き続き取り組んでまいります。

【連合福井・最賃対策委員会による啓発活動】
2018年7月23日(月)7:30~ JR福井駅周辺にて
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↑ 連合福井 横山会長から最賃引き上げの必要性を訴え!

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↑ 連合福井 小林副会長の街頭演説

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↑ 連合福井 玉川副事務局長

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↑ 本日ご協力いただいた皆さんと

【各地域協議会での啓発活動】
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○福井地協
 7月21日(土)10:30~ 福井市「エルパ福井大和田店」にて実施

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○丹南地協
 7月21日(土)11:00~ 鯖江市「アルプラザ鯖江店」にて実施

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○嶺南地協
 7月26日(木)18:00~ 敦賀市「アルプラザ敦賀店」にて実施

各取り組みに際してご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

※最低賃金は、正社員、パート、アルバイトなど働き方や呼称に関係なく、全ての労働者に最低賃金は適用されます。上記の金額を下回ると法律違反となり罰則の対象となります。