ユニオンセミナー初級編~学びとネットワークづくり~
2018年12月8日(土)、福井市ウェルアオッサにおいて「ユニオンセミナー初級編」を開催しました。これは連合福井が進める組合役員育成プログラムの一環として階層別に実施しているもので、今回は「産別・単組執行部経験3年未満」の方を主対象に各組織に参加を呼び掛け、12産別・18単組から37名が参加しました。
連合福井教育・研修委員会の室田委員長から開講ご挨拶
これまで連合福井教育・研修委員会で企画等を進めてきましたが、今回のセミナーの”ねらい”は以下の2点です。
①連合に関する基礎知識の習得とネットワークづくり
②組合活動に対するモチベーションアップ
↑ 本日の司会・進行は教育・研修委員会の田中委員
【第一部 講演会】
第1講義「連合の役割・連合福井とは?」
講師:連合福井 寺田副事務局長
連合・連合福井の組織体制や役割、活動内容などの基礎知識と、労働組合役員先輩方からの「労働組合役員になって感じた」生の声を集めた資料をもとに、労働組合の必要性や役をすることによるメリットなどお話しさせていただきました。
第2講義「自主福祉事業の重要性」
講師:福井県労福協 横山会長(連合福井会長)
ろうきんや全労済の生い立ちなど歴史背景の話しから、若手執行部に向けた情報・メッセージ発信により自主福祉事業の大切さについてお話しさせていただきました。「働く上での安心とは何か?」今一度考えていただくきっかけになったのではないでしょうか。
【第二部 G・W「ワールド・カフェ」】
大きなテーマは『希望』
①組合自慢(自分の組合の特長的な取り組み)
②自分の組合でこれからやってみたいこと(①の話を受けて)
③今日の”気づき”の共有
3つの小テーマごとに席を移動しながら、色々な人とのコミュニケーションも楽しみながら話をしていただけた様子でした。好事例を共有し、今後の自組合での取り組みヒントになればと思いますし、また、自分の所属する組合の良さを再認識する機会にもなり得ることから、組合活動に対するモチベーションアップにもつながればと思います。
【第三部 交流会】
本日三部構成セミナーの最後は異業種交流会
立食形式で楽しく交流を深めていただけたことと思います。
↑ 連合福井教育・研修委員会 石丸委員からご挨拶&乾杯発声
↑ 連合福井の矢野事務局長から本日のお礼と閉講ご挨拶
本日も短時間集中型のセミナーとなりましたがら、それぞれに気づきや学びがあったのではないでしょうか。本日体験していただいたことを持ち帰って、それぞれの組織の中で活かして・実践していただければと思います。
これまで「ユニオンセミナー」として階層別に続けてきましたが、本日の初級編を一つの区切りに、今後は「集合型教育」から「出前講座」へと連合福井の教育・研修制度は移行していきます。必要なところに・必要なときに・必要なことをオーダーメイド型で創っていきたいと思いますので、引き続き皆様のご理解とご協力、そして「出前講座」のご活用をお願いいたします。
本日はありがとうございました。