2019・平和行動in長崎への参加

 連合は平和で安定した社会の実現を目指し、結成当初から平和運動に取り組んでいます。学習会やピースウォークなどを通じて、平和への理解を深めることを目的に、今年度も平和四行動(沖縄・広島・長崎・根室)に連合福井加盟産別から参加者を派遣しています。
 今回は「平和行動in長崎」に参加した全労金からのレポートとともに掲載します。

①日程:2019年8月8日(木)~10日(土)
②場所:長崎市「長崎県立総合体育館」、他
③内容:連合2019平和ナガサキ集会、ピースウォーク、
    平和記念式典、万灯流し
④参加:全労金(宮越 崇嘉さん、佐々木 聡行さん)
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▲ 今回参加した全労金(佐々木さん・宮越さん)


以下、参加者レポート(全文掲載)です。
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▲ 連合2019平和ナガサキ集会

2019平和行動in長崎に参加して(全労金 宮越 崇嘉)
 8月8日・9日の二日間にわたり、連合平和行動in長崎に参加してきました。
 8日は長崎県立総合体育館で開催された「連合2019平和ナガサキ集会」、「2020年核兵器不拡散条約(NPT)再検討会議に向けた平和シンポジウム」に参加しました。その中でユース代表団や高校生平和大使といった若者が伝えた「微力だけど無力じゃない!自分たちのできることを精いっぱいやろう!」という言葉に胸が熱くなりました。
 また、被爆体験者の方が涙ながらに語る状況は、想像を絶する世界で、たった一つの核兵器が、一瞬で数十万人のその後の生活を変えてしまったのだと再認識させられました。
 9日は長崎市主催の「長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」に参加し、原子爆弾が投下された11時2分になると平和の鐘が鳴り響く中、式典参加者全員で原爆死没者に哀悼の意を表し恒久平和の実現への祈りを込めて1分間の黙とうを行いました。
 その後、連合主催のピースウォーク、灯篭流しに参加し2日間の幕を下ろしました。
 平和行動に参加し改めて感じたことは、唯一の被爆国で起こったこの惨状を二度と繰り返してはいけない。そのために自分達に何ができるのか?ここで経験したことを持ち帰り、核兵器の恐ろしさ・戦争の悲惨さ・平和な世界の大切さを多くの組合員・友人等に伝え、伝承していくことが大切だと感じました。

2019平和行動in長崎に参加して(全労金 佐々木 聡行)
 8月8日~9日に「2019平和行動in長崎」に初めて参加させていただき、改めて核兵器の恐ろしさ、戦争の愚かさを感じました。
 「連合2019平和ナガサキ集会」では被爆者の生の声を聞かせていただき大変貴重な経験ができました。自分の家族や友人、周りの人に置き換えて聞いていると胸が痛み、あの一瞬・一撃さえなければ、何十万人という人が幸せな人生を過ごせていたと考えると見につまる思いです。
 2日間を通して、日本は世界唯一の被爆国として、同じ悲劇は決して繰り返してはならず、世界に核兵器の恐ろしさと世界に平和の大切さを訴えていく義務があると感じました。
 私が平和のためにできることは、実際に見て聞いて感じたことを職場に帰り、家族や友人、組合員に発信していくことだと思います。
 戦争や核兵器のない、平和な世界の実現を願います。ありがとうございました。
 ノーモア・ヒロシマ!ノーモア・ナガサキ!

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▲ 平和祈念像の前で
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▲ 平和記念式典
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▲ 高校生平和大使
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▲ 平和シンポジウム