自治体・行政および経済団体への春闘要請行動

 連合福井では、円滑な交渉に向けた支援および政策・制度実現の取り組みとして、福井県や福井労働局等の自治体および行政、経営者協会をはじめとする経済団体への要請活動を行っています。この活動を通じて、今次春闘に対する労側主張への理解を促進し、中小・地場交渉組合の円滑な交渉につなげ、さらには、働く者のための政策・制度実現にもつなげることを目的にしています。
 今年度は、「2020春闘方針の実現」に的を絞った要請項目とし、「底上げ」「底支え」「格差是正」を掲げた賃上げの考え方への理解を求めるとともに、本年4月から本格的に施行される働き方改革関連法や同一労働同一賃金法規定への対応等、法改正の主旨を尊重し、不利益変更とならないよう働きかけや取り組みを要請しました。
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2020春季生活闘争に関する要請内容
1.賃金要求に対する考え方
  ①「底上げ」
   すべての働く者の将来不安の払拭と就業意欲につながる賃上げを要請。
  ②「格差是正」
   すべての働く者が、不合理な格差のない働き方が出来るよう要請。
  ③「底支え」
   産業の下支えのため、事業所ごとの企業内最低賃金の協定化を要請。
2.「すべての労働者の立場にたった働き方」の実現
  ①時間外労働時間の上限規制
   36協定の適正な締結・運用。上限時間の厳守を要請。
  ②同一労働同一賃金
   すべての働く者の労働条件や待遇差の点検。
   法改正の主旨を尊重すること。
   不利益変更とならないよう対応・是正・改善を要請。
  ③年次有給休暇
   年5日の取得義務の徹底と、100%取得に向けた労務管理を要請。
3.働き方も含めた「サプライチェーン全体で生み出した付加価値の適正配分」
  ①取引の適正化の推進
   下請け等、中小企業への「しわ寄せ」防止に向けた要請。

【要請先】
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▲3月2日(月) 市長会
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▲3月2日(月) 町村会
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▲3月2日(月) 商工会連合会
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▲3月4日(水) 福井県
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▲3月4日(水) 中小企業団体中央会
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▲3月4日(水) 商工会議所連合会
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▲3月6日(金) 中小企業家同友会
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▲3月9日(月) 経営者協会
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▲3月11日(水) 福井労働局