第91回メーデーについて③「紙上メーデー(チラシデータ)を公開」

メーデー100年!「紙上メーデー」としての開催アピール
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 私たちは100年の節目となる91回目のメーデーを、前例にない形で迎えることになりました。本日5月1日メーデーの日には、新聞購読全世帯にチラシを折り込み、初めての「紙上メーデー」という形でアピールをさせていただきましたが、皆さん、ご覧いただけたでしょうか?
 「紙上メーデー」チラシデータも掲載しますので、見逃した方、データで活用していただける方などぜひダウンロードしてご覧ください。
★チラシ裏面には「連合福井に加盟する労働組合」を一覧で紹介しています。労働組合は特別な会社にしかないなんてことはありません。皆さんの身近な職場にも労働組合はありますので、ぜひご自分の会社やご存じの会社の労働組合を見つけてみてくださいね。

▼第91回福井県中央メーデー(紙上メーデーチラシデータ)
第91回福井県中央メーデーチラシ.pdf


▼メーデーの起源
『8時間は労働に、8時間は休息に、そしてあとの8時間はわれわれの自由に』
 1日12時間から14時間労働が当たり前だった当時、低賃金と長時間労働に苦しめられていた米国の労働者が1日の24時間を3つに区切り、「8時間は仕事のために、8時間は休息のために、そして残りの8時間は私たちの好きなことのために」を目標に訴えたのが1886年の5月1日で、この動きが世界の労働組合に広まり、1890年5月1日に第1回国際メーデーが多くの国で開催されました。
 これが今に続く「労働者の祭典」としてのメーデーの起源と言われています。
 日本では1920年5月2日に第1回メーデーが東京・上野公園で開かれました。
第二次世界大戦中は政府により開催が禁止されましたが、戦後、労働組合の再開とともに再び開かれるようになり、日本の労働者の地位や労働条件の向上、権利拡大をはじめ、人権・労働基本権の確立、民主主義の発展、恒久平和の希求に深く貢献し、その役割を果たしています。
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