寄付講座だより ~第3回を笹山副会長、第4回を矢部部長が担当~

【第3回】若者や女性にとっての職場 ~ユースターおよび女性委員会の取り組みから~
 担当:連合福井 笹山副会長

 2021年4月28日、第3回の連合福井 寄付講座を笹山副会長が行いました。4月22日に県独自の緊急事態宣言が発出にされたことを受け、やむを得ずZoomによるリモート講義に変更となりましたが、若者や女性と労働組合の関わり方について事例を交えながら分かりやすく説明しました。そして、ユースターも女性委員会も、今後さらに組織強化・拡大をしていく必要があると話しました。
 最後に、これから社会に出る学生に向けて、会社の枠を超えた様々な活動や取り組みがあるので、積極的に参加していってほしいと締め括りました。

笹山副会長(正面)

笹山副会長+パソコン画面
▲リモート講義をする笹山副会長

 ≪学生の感想≫
 「ユースターという言葉を初めて知りました。若者の人材育成のために様々な行事がある
  ことを知り、自分も参加してみようと思いました。」
 「私は、女性の職場環境はだいぶ整ってきたと思っていたが、まだまだ改善の余地がある
  と知った。」
 「男性の声だけでは不十分で、偏りがあり、女性の声をもっと大きくして広げていかなけ
  ればいけないと思った。」
 


【第4回】労働条件の改善・非正規社員の労働条件改善に向けた取り組み
 担当:連合福井 矢部部長

 続いて2021年5月13日、第4回 寄付講座を連合福井 矢部部長が行いました。まず、テーマにある非正規社員について、メリット・デメリットを挙げながら、その問題点などを説明しました。そして、就職活動をするにあたって労働条件をしっかりと確認し、納得して決めていくことが大切だと話しました。
 また、社会に出て企業の一員になってからも、自分の会社を良くするために労働条件の改善に向けて1人1人が意識を持って、みんなで行動する必要があると伝えました。

矢部部長
▲嶺南地協から講義をする矢部部長

 ≪学生の感想≫
 「非正規労働者のメリット・デメリットを労働者側からだけではなく、企業側の視点から
  も知ることができ、非正規労働者の抱える問題を理解することが出来た。」
 「これから就職活動が始まっていくので、雇用形態や労働条件、賃金についてしっかり調
  べてから決めなければならないと再認識しました。」
 「個人では難しくても、仲間も団結すれば変えられるかもしれないので、すぐあきらめずに
  行動することが大事だと思いました。」


 次回は、「ワークルールに関する基礎知識 ~労働相談から見る課題と背景~」を題材に連合本部 山本和代副事務局長が講義を行う予定となっております。