寄付講座だより ~第5回を連合本部 山本副事務局長、第6回を米谷副会長が担当~

【第5回】ワークルールに関する基礎知識 ~労働相談から見る課題と反省~
 担当:連合本部 山本副事務局長

 2021年5月19日、第5回の寄付講座を引き続きリモート形式にて行いました。連合本部の山本副事務局長が講師を務め、働く上で知っておくべきポイントや、具体的な労働相談に対する回答をワークルールに照らし合わせながら説明していきました。
 また、日本におけるジェンダー問題は、少しずつ改善してきているとしても、世界と比較するとまだまだ進んでいないので、若い世代から変えていってほしいと伝えました。

連合本部 山本副事務局長
▲連合本部 山本副事務局長の講義画面

 ≪学生の感想≫
 「就職活動をする際に注意するべきポイントを教わったので、しっかりと見極めたいと思い
  ました。」
 「若者雇用促進法というものを初めて知ったので、企業の職場情報をしっかりと知るため
  にも活用していきたいと思った。」
 「より良い環境で働くためにも、ワークルールについて学ぶことが大切だと感じた。」


【第6回】会社でハラスメント(セクハラ・パワハラ・マタハラ等)に遭ったら!
 担当:連合福井 米谷副会長

 続いて2021年5月25日、第6回 寄付講座の講師を米谷副会長が務めました。会社でのハラスメントについて、どのような種類があるのか、もし自分がそのような状況になったとしたらどうすればよいかを丁寧に説明しました。家族や周りの人に話しを聞いてもらうことも大切ですし、会社の労働組合やそのほかの相談窓口もあるので、そういう場所も活用して抱え込まないようにしてほしいと伝えました。

米谷副会長
▲リモート講義をする米谷副会長

 ≪学生の感想≫
 「ハラスメントを受けたことがあると感じた人が、約4割もいるという調査結果に驚い
  た。」
 「セクハラ、パワハラ、マタハラの他にも様々なハラスメントで悩んでいる人がいるこ
  とを学んだので、自分も気を付けようと思いました。」
 「私も知らず知らずのうちに、加害者になる可能性があるので、相手の気持ちを考えて
  行動する必要があると感じた。」


 次回は、「労働組合作りと地域ユニオン」を題材に連合福井 寺田アドバイザーが講義を行う予定となっております。