組合をつくろう
なぜ組合が必要なの?役割は?
- 今、働いている会社に、労働条件や賃金、仕事のやり方などについて、会社に言いたいことはありませんか?
しかし、一人ひとりの要求では相手にされないことがほとんどです。
- 一人で会社に要求するのはとても勇気もいります。そこで働く仲間が集まって労働組合をつくりましょう!
- 使用者と交渉する必要があります。健全な労使関係を築き、組合の要求を1つ1つ実現させ、より良い職場環境をつくっていきましょう。
- 労働組合があれば、職場の様々な意見をくみ上げ、働きやすい職場づくりができ、企業や産業の健全な発展にもつながります。また、経営に参画していくことも労働組合の重要な役割です。
労働組合のメリット

どうやって組合をつくるの?
♦「労働組合」の条件(労働組合法第2条)
- ・労働者が主体となって組織すること
- ・労働者の自主的な団体であること
- ・主な目的は労働条件の維持、改善であること
♦ 組合づくりの流れ

- 「労働組合に加入したら給料が減額された… 」
- 「団体交渉を拒否された…」
- 「組合をやめるよう上司から説得された…」
- 「不当労働行為の申立てをしたら解雇された…」
このような妨害行為は、労働組合法第7条によって「不当労働行為」として禁止されています。組合活動により、不利益を被らないために都道府県にある労働委員会への「救済申し立て」もひとつの有効な手段となります。

まずは連合福井にご相談ください!
- 会社側との交渉は力関係で決まります。
- 初めから少人数の組合にするのではなく、従業員の過半数〜大多数を組織する組合が理想です。
- 労働組合を作ろうと思っても、経験者がいない、会社に知れたら怖いなど、さまざまな壁があると思います。
- 労働組合の作り方も、その企業や組織の状況によって対応が変わります。
労働組合は憲法で保障された組織です
労働組合の権利は憲法で保障されています。誰でも労働組合をつくれますし、加入することができます。また憲法で保障されている「労働三権」(団結権、団体交渉権、団体行動権)は、NPOや市民団体などには認められておらず、労働組合のみに与えられている権利です。
