2025春闘記者会見 ~中間集計を発表~
中間集計(4月3日時点)
≪要求状況≫
すべての組合で賃上げを要求。 加重平均では7%に迫る水準!
連合方針の趣旨(格差是正の取り組み強化)に沿った積極的な要求が出されている。
企業規模「300人未満」の平均要求率が「300人以上」の平均要求率を上回る。
≪回答・妥結状況≫
32年ぶりの高水準となった2024春闘実績を更に上回る回答が引き出されている。
組合員一人あたり平均(加重平均)
17,445円 / 6.00%(内、賃上げ分11,775円 / 4.05%)
★平均賃上げ額・率ともに、集計を開始した1991年以降で最も高い水準(連合福井集計)
★妥結した組合の内、賃上げ分(ベア相当分)獲得は約95%! 3年連続の高い獲得率
新たな経済社会のステージ定着に向けて着実に前進していると評価する。
※更に企業規模間格差が開く可能性が懸念され、引き続き地場・中小組合の状況に注視が必要。
4月8日(火)、ユニオンプラザ福井において2025春闘の中間集計結果を公表しました。
会見では、初めに矢野会長から、今春闘の情勢や特徴点、現時点で引き出した回答に対する受け止めを、続いて、橋岡事務局長から、4月3日時点で集約した内容(回答・妥結結果)についての具体的な報告と考察を述べ、記者との質疑応答・意見交換を行いました。
2025春闘も後半戦に入り、県内でも残り4割強の組合が粘り強い交渉を続けています。
本日公表した内容が、未解決組合の後押しになること、そして、労働組合の有無や雇用形態に関わらず、福井県内すべての労働者に波及することを期待します。
連合福井では引き続き、現時点での高水準の回答が最終集計まで維持できるよう、情報発信含めた交渉支援に努めていきます。
みんなが生活が良くなったと実感できる春闘に、新たな経済社会のステージの定着に向けて、最後まで共闘体制でがんばりましょう!
▲矢野会長から総括的な受け止め
▲橋岡事務局長から4月3日時点での連合福井集計報告と考察
▼2025春闘記者会見資料(ダウンロードはコチラから)
▼会見の模様はYouTube動画でご覧いただけます。