【2025・寄付講座を開講】第1回 連合福井 矢野会長

 2025年4月9日(水)に「連合福井寄付講座」が開講しました。
 これは福井県立大学経済学部のご協力のもとで連携して続けてきているものであり、今年で13年目を迎えます。
 
 今年度も「ケーススタディで学ぶ仕事の現場」をメインタイトルに、将来働く上で知っておいてほしいことや、職場の事例も交えた「現場感」を労働組合の立場から学生の皆さんに伝え、そして、自身のキャリア形成を考えるきっかけにもつなげていきたいと思います。        

★毎週水曜日、7月16日まで全14回の講義を予定しています。


 この日開講した初回講義では、連合福井の矢野会長が講師を務め、労働組合や連合がどのような組織で、何を目的に活動している組織なのかを説明した上で、「働く」とは何か、あるいは労働者を取り巻く現状・課題など含めて、これからの講義で学んでもらいたいことを話しました。また、学生の皆さんにとって身近なアルバイトでの労働相談事例も紹介。働く上でのルールを知っておくことが大切とし、「今回の講義を通じて、知らなかったことを知り、気づきや学びを得て、豊かな人生の糧にしてほしい。」と思いも伝え締めくくりました。


≪学生からの感想≫
「講義の中で、どんな仕事でも必要のない仕事はない。全ての仕事のおかげで社会は回っているという言葉に救われました。」
「働くルールは決められているという認識だったが、労働組合を通じて自分たちでも作ることができるという事が、意外であり初めて知った。」
「この14回の講義の中で、知らなかったことをどんどん自分の中に吸収していき、自分の今後の将来に活かせられるようなものにしていきたいです。」

 

次回のテーマは、「労働組合ってどんな組織? どんな役割? どんな活動をしているの?」です。
連合福井 橋岡事務局長が講師を務める予定です。

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