【2025寄付講座】第2回 連合福井 橋岡事務局長
【第2回】労働組合ってどんな組織?どんな役割?どんな活動しているの?
2025年4月16日(水)に「連合福井寄付講座」の2回目の講義が行われ、橋岡事務局長が講師を務めました。
講義ではまず、労働組合は「労働者が労働条件の維持改善を目的に自主的に組織化した団体」であること。そして、労働三権など法律で認められ守られていることを説明。その上で、労働組合があることのメリットや連合・連合福井が何を目的に活動し、どのような役割を果たしているのかなどを伝えました。
また、雇用形態の多様化、非正規雇用の増大など、労働者を取り巻く環境についても触れ、「こうした現状を変え、課題を解決していくためには法律や条例を変えることも必要。そのためには政治との関わりが重要。」と、労働組合と政治の関係についても解説しました。
最後には、「働くこと」についてしっかりと考えることの大切さと、これから社会人になる学生へのエールを送り講義を締めくくりました。
★寄付講座は毎週水曜日、7月16日まで全14回の講義を予定しています。
▲講師を務めた連合福井の橋岡事務局長
≪学生からの感想≫
「今回の講義を通して、労働組合という自分の味方になってくれるような存在があるということを知ることができ、将来覚えておきたい情報がたくさんあった。」
「就職することがゴールではなく、そのあとに快適に働けないと意味がないと思いました。」
「今まで特に”働くこと”について深く考えることがなかったので、これからは色々と考えていきたいと思いました。」
次回のテーマは、「若者や女性にとっての職場環境づくり」です。
講師は、福井県教職員組合の津嶋執行委員が務める予定です。