【第97回全国安全週間】福井労働局・労使団体による合同安全パトロール


 7月1日~7日の全国安全週間に合わせて、福井労働局、経営者協会、連合福井の三者で、足羽川ダム建設工事(池田町)の現場でパトロールを行いました。
このパトロールは、県内のあらゆる職場における安全衛生活動に関する意識の高揚を図ることを目的に、行政および労使が一体となり実施を続けているものです。
 パトロールに入る前に工事概要や作業概要等について、施工者である清水・大林特定建設工事共同企業体の担当者から説明を受けた後、特別朝礼が行われました。特別朝礼では福井労働局の石川局長からの訓示および労使団体それぞれから挨拶を述べ、日頃の安全衛生の取り組みや治水対策・防災・減災という点で重要な役割を果たすダム工事に携わられている従事者に敬意を表しました。

▲福井労働局 石川局長からの訓示

▲連合福井 岡本局長から挨拶

▲福井県経営者協会 塚本副会長から挨拶

▲セメントサイロから吊ケーブルクレーンで現場までコンクリートを運搬
 運ばれる際には注意喚起のため音楽が流れる仕組み

▲流水型ダムとしては日本最大規模

▲冷凍庫・冷凍庫などが配備された休憩所が工事区域内各所に細やかに配置

◎講評・意見交換
<福井労働局>
 建設業において労働災害は増加傾向にあり、中でも墜落による事故が最多となっている。本日、現場を巡視する中で、歩行帯など従業員の動線に関して様々な未然防止の工夫がなされていた。また、熱中症対策についてもアイススラリーを常備していることが特徴的だった。引き続き、安全意識を持って作業をお願いしたい。

<連合福井 岡本局長>
 ダム建設の意義と従事者に敬意を表した上で、「慣れた環境ほど気を付けなければいけない。竣工まで4年余りを残す中で最後まで良い意味での緊張感を保って災害ゼロに取り組んで欲しい。また、建設業における2024年問題のこともあり、労務管理や働き方の課題もあると思うが、皆さんが心も体も健康に働くことができるよう、引き続き安全衛生の取り組みをお願いしたい。」

<福井県経営者協会 塚本副会長>
 労働災害が起きる不安全行動の要因は「知らない」「できない」「やらない」こと。ミーティングやお互いの声掛けといったコミュニケーションを密に図ることが大事だと思う。「やらない」を「やる」に変換し、作業手順を省かない意識を持ち、手を抜けない雰囲気の現場にしてほしい。それが労災ゼロにつながる。

【令和6年度 全国安全週間スローガン】
 危険に気付くあなたの目 そして摘み取る危険の芽 みんなで築く職場の安全

【福井労働局重点目標】
1.高年齢労働者の安全と健康確保のための取り組み
  (エイジフレンドリーガイドラインに基づく取り組み)の推進
2.労働者の作業行動に起因する労働災害防止対策
  (転倒災害防止対策および腰痛予防対策)の推進
3.不安全行動をなくすための安全教育の徹底や作業マニュアルの整備・
   さらに不安全行動による労働災害を未然に防止するための設備の設置

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