【2024寄付講座】第12回 福井県労働者福祉協議会 宮腰事務局次長
【第12回】「奨学金制度の現状と課題」並びに
成人年齢引下げに伴う注意点
担当:福井県労働者福祉協議会 宮腰 寿彦 事務局次長

2024年7月3日の寄付講座は、福井県労福協 宮腰事務局次長から奨学金制度と成人年齢引下げに伴う注意点についての講義をしていただきました。
導入では、奨学金の歴史に触れた上で、「給付型」や「貸与型」といった奨学金制度の種類や利用プラン決定時のポイントなどを詳しく解説していき、奨学金のメリットと共にリスクについて伝えていきました。
加えて、奨学金の返済が困難となった場合の救済制度や相談窓口も紹介し、奨学金制度の課題解決に向けて進められている改革や取り組んでいることなどにも触れていきました。
また、2022年4月から成人年齢が18歳に引き下げられたことにより、消費者トラブルに巻き込まれるリスクが増大している現状を訴え、最近の消費者トラブルの傾向についても解説しました。SNSなどで簡単・手軽に情報が入手できる中、社会問題になっている闇バイトなど、甘い謳い文句には疑いを持ってほしいとの注意喚起をし、トラブルに巻き込まれないためのポイントと相談窓口を伝え、講義を締め括りました。


≪学生からの感想≫
「奨学金について、その仕組みや中身を詳しく理解していなかったので、表面的な話だけではなく、具体的な現状や、決定のポイントなどを知れて良かった。」
「奨学金を使い、自分で大学に通っている身として、奨学金の返済の部分を今後さらに改善していって欲しいと感じた。」
「奨学金の返済負担はかなり大きいものだと思う。制度の改善に向けての取り組みを今後も続けて、経済的事情により熱心に勉学に励みたい人が進学できない、または、その負担が大きすぎて利用できないということが少しでもなくなればいいなと思いました。」
「今回の講義をきっかけとして、しっかり金額や方法を計画を立てた上で奨学金制度を利用してみようと思います。」
「成人年齢が下がったことで、自分の判断でできることは多くなりましたが危険性も高まったと思います。自分の行動にもっと責任を持って気を付けようと思いました。」
「成人年齢が18歳になった今、自分を守れるのは自分しかいません。”一人の大人”という自覚を持って、一つひとつ行動していこうと思います。」
「18歳から本人の意思だけで契約できるようになったとはいえ、契約についての知識があるわけではないので、契約をする時は自分だけで決めずに、親に一度相談するようにしたいなと思いました。」
次回(第13回)のテーマは、「受講生のみなさんから寄せられた労働相談・質問 ~解決に向けた考え方や手段・連合の支援など~」です。講師は、福井県労働者福祉協会の小林事務局長が務める予定です。

