地方版政労使会議(福井県)の開催
1月22日(木)に福井県庁において「地方版政労使会議」福井県版が開催され、連合福井からは橋岡会長が出席しました。
この会議は、実質賃金の向上・経済の好循環、そして中小企業への波及のため、関係者が認識を共有するとともに、持続的な賃上げ機運を高めていくことを目的に開かれたものです。

▲福井県地方版政労使会議
労使団体、行政機関、関係機関の代表者が出席されました。

▲連合福井 橋岡会長から発言(以下は発言の要旨)
①2026春闘方針と考え方について「実質賃金の向上」「格差是正」「賃上げのすそ野を広げる」この3つを柱に取り組みを進める。
②賃上げに取り組む現場の工夫として、労働組合の立場から以下を発言・提言
・「賃上げ」と「価格転嫁・適正取引」は同時に・セットで取り組む
・持続的な賃上げと人材定着を実現するためには、生産性向上が不可欠
・生産性向上の目的が、人件費削減につながらないよう、労使協働が重要
・現場を一番よく知るのは現場で働く者。労働者の声を反映した取り組みを
③春闘は労働組合がある民間企業労使だけに関係するものではない、公務職場や最低賃金、未組織労働者などに広く波及していくもの
④労働組合の有無によって賃上げ格差も生じている。健全な集団的労使関係構築と拡大に理解いただきたい。
⑤公労使が協力して共に未来を創る「共創」も大事なキーワード
日本一の「ウェルビーイング(幸せ実感)社会」実現をめざして引き続き連携等をお願いしたい。
「物価水準を上回る継続的な賃上げが極めて重要」
本日の会議を総じてみると、各団体とも「力強い賃上げが必要」という点については理解と認識は一致していました。しかし一方では、中小企業の厳しい現状を訴える発言も多くあり、共通課題についても確認し合う場となりました。持続的な実質賃金の向上・経済の好循環実現のためには、とりわけ中小企業の「稼ぐ力」の強化も車の両輪として引き続き取り組む必要があります。
2026春闘は、物価上昇が継続する中にあって、実質賃金の持続的な上昇を実現できるかどうかが大きな焦点となります。公労使が協力して「賃金と物価の好循環」を確かなものとするため、それぞれの立場でそれぞれの役割を果たしながら、共に環境整備を推進することが望まれます。連合福井では、引き続き組織内の取り組みと同時に社会対話などを通じた機運づくりにも注力し、今年の春闘方針実現にこだわった取り組みを進めていきます。

